イベントレポート|プロジェクト改善勉強会を開催しました!
こんにちは!エンジニアの土田です。
今回は昨年実施された「プロジェクト改善勉強会」についてご紹介します!
概要
プロジェクト改善の「ちょっとだけ先を行く」知見、大放出します! プロジェクトをスムーズに進めるには、ちょっとした工夫と…ほんの少しの知恵が必要です。 今回は、チーム開発で鍛え抜いた実践的な改善テクニックを、ドヤ顔で披露させていただきます! 昨今 “開発生産性” について議論が活発になる中、一人のエンジニアとして、現在のプロジェクトをより良くするためには何から始めればよいのか? 実際のお悩みをもとに、改善のヒントをみんなで考えていきましょう!
本勉強会は、特にプロジェクトやチームの生産性向上に力を入れてきた土田と渡邊による、 プロジェクト改善に関する知見を共有し合うことを目的とした社内イベントです。
土田
クラウドSE事業部にて組織開発を主に行っている。本イベントの発起人。
渡邊
開発事業部に所属し、社内でも社外でもVimmerとして活躍している。
社内にはかなり煽った内容の告知を行いましたが、Gizumoにはそれぞれのプロジェクトに熱量高く取り組んでいるメンバーが多く、その熱量や成功体験を共有することで他のプロジェクトにも波及させることができればと思い、開催しました。
それでは、当日の様子をご紹介します!
当日の様子
急な募集で告知もあまりできていなかったのですが、20名程のメンバーに集まっていただき、 全部で13個の質問についてディスカッションを行いました。 ゆるりと始まったものの、CTOや営業統括の方にも参加していただき、白熱した議論が繰り広げられました!
最初は基調講演として、渡邊さんより「レガシー環境への向き合い方」を議題にしていただきました!
※今回はマシュマロを使っていますが、これは”会場にでっかくマシュマロが写っていたら面白いし、楽じゃない?”という理由だけで、特に意味はありません(笑)
ここではレガシー環境から脱却するためのアプローチについて深ぼりました。私も渡邊さんもレガシー環境での改善を行った経験があるため、プロジェクト参画からどのように向き合ってきたのか、どこから着手して、どのように改善していくのかについて話しました。そして、ドメイン知識を持つことの重要性についても触れました。
キーワードは「小さく始め、大きく変える」です!やれるところから始めていくことが大切です。
中にはラジオお便りのような質問もありました(笑)。
これについては解決策は出なかったものの、私がよく使用しているツールの紹介や今後生成AIによって自然と解決されていくだろうという話になりました。
開発手法によって、ドキュメントに力を入れるタイミングや手法が変わってくるので、適宜使い分けられるように常日頃からインプットしていきたいですね。
一番盛り上がったのは、PMやスクラムマスターについての話題でした。
私はチームメンバーに泣きつきます(笑)私も似たような状況を経験したことがあり、チームメンバーの方が業務知識が豊富な中、 ドメイン知識が乏しい状態でのスクラムマスター的な立ち位置でプロジェクトに参画していました。
知識が不足している部分はもちろん勉強する必要がありますが、PMは事業サイドの目標やクライアントの要望をメンバーよりも把握していることが多いので、「本当は今期〇〇したいんだよね、今月〇〇したいんだよね」「クライアント的には〇〇なんだよね」など、ぶっちゃけベースでチームメンバーと話し合いながらプロジェクトを進めていくことが大切だと感じています。自分自身も、「スクラムでやっていくためには〇〇していかなきゃいけないと思うんだけど、どうしたらいいと思う?」というように、メンバーと一緒に考えて悩むようにしています。一緒に悩めば自然とメンバーの視座が上がり、「こうしたいんですけど…」という提案が上がってくることもありました。
CTO 坂田「そもそもコントロールはできないので、やれる人がやったり、一緒に考えていくことが大切。 PMとスクラムマスターは一緒じゃなくてよくて、役割分担的にやれる人がやる。どのプロジェクトも完璧な人がいるわけじゃないので、自分で手を上げてみることが大切。」
まさにアジャイルな考え方です。
終わりに
他にもまだまだ載せたいテーマがあるのですが、今回はここまでにしておきます!
参加者の皆さんが抱えている悩みの多くは、他のプロジェクトにも共通しているものでした。
プロジェクトを改善していくために、私たちは常に”対話”を忘れてはいけないと改めて痛感しました。
エンジニアとして、コードに向き合う時間が多い一方で、チームメンバーや他部署とのコミュニケーションも重要な要素ですよね。多くの課題や悩みを振り返ってみると、結局のところ人とのコミュニケーションが鍵になっていることが多いと感じます。
たとえ小さな改善案でも、思いついたらぜひ一歩踏み出して提案してみてください。その一言がきっかけで、大きな変化が生まれるかもしれません。まずは自分から動き始め、何度も改善を繰り返すことで、プロジェクト全体が少しずつ良くなっていくはずです。そして、そうした努力が成果として見えるようになれば、さらに大きなチャレンジを任せてもらえるきっかけになると思っています(笑)
終わった後に、「ラジオで毎月やってほしい!」という要望までいただき、本当に嬉しかったです(笑)
今後も様々なイベントや勉強会を開催予定ですので、ぜひイベントレポートもご覧いただけると嬉しいです!