[24卒人事対談]入社から1年半経って感じた、人事職とGizumoの魅力

Gizumoの小松です。

今回は、2024年新卒で人事職として入社した「西村」と「後藤」の対談をお届けします。

入社して1年半ほど経った今、それぞれが感じていることや人事としての想い、入社して最初に躓いたことなど、同期ならではの率直な言葉で語り合ってもらいました。

人事職に興味がある方、新卒でキャリアに迷っている方の参考になれば嬉しいです。

▲西村(画像左)、後藤(画像右)

未経験から人事職に挑戦した経緯

まずはお二人の経歴を教えてください。

西村: 高校で留学を経験した際、宗教や人種差別に触れる中で社会問題に関心を持ちました。大学ではアメリカの歴史や宗教、社会問題を学びました。サークル活動はしていませんでしたが、アルバイトには力をいれていました。

後藤: 私もサークルや部活動には所属していませんでした。大学ではマスコミュニケーションを専攻し、ニュースで取り上げられる情報やメディアの仕組み、情報発信のあり方について学んでいました。

どうして人事職に興味を持ったのですか?

後藤: 就職活動中に自己分析をする中で、これまで多くの人の相談に乗る機会があったことに気がつきました。恋愛や家庭のことなど悩みは人それぞれですが、相手の強みや長所を見つけたり、背中を押したりすることが得意だと感じていたんです。その経験から、人の成長や挑戦を後押しするような仕事をしたいと思うようになり、人事職を志望しました。

西村: 私は人事全般というより、採用活動に興味を持っていました。大学時代に個人経営の小さなカフェで働いていたのですが、オーナーが海外を飛び回っていたこともあって、運営はほとんど大学生のアルバイトに任されていました。私はアルバイトの面接を担当することが多くて、求めている人材からの応募の少なさに課題を感じていました。そこで、求人チラシを作ったり、Instagramを使って求人広告を出したりと、採用するためにいろいろと工夫をしてみました。この経験がすごく楽しくて、店舗ではなく企業という大きな組織で採用活動をやってみたいと思い人事を目指すことにしました。

Gizumoに入社した決め手はなんですか?

西村: 転職が当たり前の現代で「新卒で入社する意味ってなんだろう」と悩んでいて、自分は業務内容や身につくスキルよりも”誰と働くか”が重要だと考えました。Gizumoの選考で人事部のマネージャーと話した際に、「採用活動ってやりがいを感じることも大変なこともある。そんな中でGizumoの採用チームはここを目指して動いていて、西村さんが加わることで、チームもこんなふうに成長していけると嬉しい。」と言われたことがとても新鮮でした。ただ新卒として受け入れてもらうのではなく、一緒に会社を作っていくという感覚が持てたこと、「この人のもとで働きたい」と思える上司に出会えたことが入社の決め手になりました。

後藤: 私は社員の方々が生き生きと働いているかを重視していました。Gizumoの面談や面接はとても穏やかで温かい雰囲気で、面接を受けた企業の中でも1番自然体で話すことができました。入社後も自分らしく働けそうだと想像できたことは決め手の1つになりました。また、新卒で入る会社は将来に大きく影響すると考えていたので、Gizumoの年齢や経験に関係なく挑戦できる環境にも魅力を感じました。

西村: たしかに、20代のうちに様々なことに挑戦できるというのは、ベンチャー企業ならではの魅力ですよね。大手企業のような安定性はないかもしれませんが、ベンチャー企業でしか得られないような成長環境もあると思います。

入社してから、仕事をする上で心がけていたことはありますか?

後藤: 当たり前ですが、分からないことをそのままにしないということを意識していました。初めてのことばかりで分からないことだらけでしたが、遠慮して聞かないままだと成長できないと思っていたので、疑問点はすぐに先輩に相談していました。

西村: 私も分からないことはすぐにメモを取って、時間ができたタイミングでまとめて先輩に質問していました。履歴書に書かれている知らない職種や、エンジニアの技術用語などは、その場ですぐに調べていました。

現在の業務内容と採用活動に対する想い

現在はどのような業務を担当していますか?

後藤: 応募があった際の対応や面接の日程調整、インタビュー記事やイベントレポートの執筆、内定から入社までのご案内などを行っています。面接や面談は新卒ポジションを中心に担当していて、内定後のフォローランチや入社前面談にも携わっています。

西村: 私は新卒中途問わず、面談や面接をメインに担当しています。広報としてXやInstagramといったSNSの運用も行っています。面接で求職者の方と話す時間が1番好きで、日々工夫しながらより良い面接が実施できるように心がけています。

後藤: 私も面接や面談など、人と話す時間が好きです。自分も新卒として入社したので、新卒の方の気持ちや不安に共感できる部分は大きいと思っています。自分の経験も話しつつ、安心してお話していただけるような雰囲気づくりに努めています。

入社して最初につまずいたのはどんなことですか?

西村: 学生時代のアルバイト採用のときは経歴やシフトに入れる時間を聞くくらいだったので、相手に寄り添うことはあまり考えていませんでした。その点、Gizumoの採用活動では、求職者の思いを汲み取ったり何を考えているのかを推測したりする「心理戦」のような難しさがありました。相手に合わせた伝え方や仮説を立てながら話すことが難しく、自分の中で納得のいく面接ができるまで時間がかかりました。先輩の面談や自分が入っていないポジションの面接を録画して見せてもらったり、YouTubeで採用担当者向けの動画を見て勉強しました。相手に合わせた質問の仕方や言葉遣いなどをリストに書き出して、面接質問集みたいなものを作ってみたりもしました。

後藤: 私は自分の言葉の引き出しの少なさと、伝え方に苦戦しました。会社の魅力を分かりやすく、かつ興味を持ってもらえるように伝えること、そして相手に合わせた言葉で伝えることが難しかったです。私自身感情が表に出るタイプでもないので、自分の考えや感じていることをどう言葉にすればいいのか分からず悩んだのですが、西村さんと同じで、とにかく録画を見て先輩の真似をすることから始めました。今は面接で話すことにも慣れてきたので、自分らしさを出しつつ目の前の求職者と向き合いながら会話できるようになってきたと感じます。

西村: 求職者と向き合って寄り添う姿勢は大切ですよね。私は中途採用の面接を担当することも多いので、自分より年上の方や社会人経験の豊富な方だと最初は緊張していました。でもそれはどうすることもできない事実なので、やりたいことや不安を感じていることなど、感情に寄り添いながら対話することに気持ちを切り替えました。

働く中でどんなときにやりがいを感じますか?

西村: チームで採用目標を達成した時です。採用活動って、日々施策を打ち出したり意見交換することも多いです。そういった試行錯誤する時間も楽しいので、その結果が数字として反映されたときはすごく嬉しいです。これからも自分の仕事に責任を持って頑張ろうと思えますし、採用を通して会社に貢献できているという実感が得られます。

後藤: 自分が一次面接を担当した方が実際に入社してくれて、活躍している姿を見た時にやりがいを感じます。私は内定者のフォローも担当しているので、入社後の様子や感想を聞けることも嬉しいです。
Gizumoに入社してからすごく印象に残った出来事があって、自分が一次面接を担当した方が、二次面接のときに「後藤さんが楽しそうに仕事や会社の話をしてくれたので、この会社で働きたいと思いました」と伝えてくれたそうなんです。自分の思いがちゃんと伝わっていると感じて、自信にもつながりました。

西村: 私も内定を承諾してくれた方から、「西村さんとの一次面接があったから、挑戦しようと決意できました」と直接感謝を伝えてもらったことがありました。入社してまだ日が浅かったのですが、仕事の楽しさを改めて実感したことを今でも鮮明に覚えています。自身も面接官の人柄に惹かれて入社を決めたので、今度は自分がその立場になれていると感じられるととても嬉しいです。

入社して1年半ほど経ちますが、心境の変化はありますか?

後藤: 入社当初はとにかく失敗しないように仕事をこなすことばかり考えていました。でも業務に慣れてからは視野も広がり、今では「どうすればもっと良くなるのか」を考えながら行動できるようになりました。現状に満足せず、数字も意識しながら施策を考えるようになって、自身の仕事に対する責任感も大きくなったと感じています。

西村: 私は、単純に人事の仕事が好きになりました。今でも失敗することや苦戦することは多いですが、それも含めて楽しいと思えるようになりました。入社した当初は自分の未熟さを感じて「早く一人前にならなきゃ」という焦りが大きかったので楽しむ余裕が持てなかったのだと思います。今は自分ではなく求職者の方や周りに意識が向いているように感じています。

採用活動に関わる中で大切にしていることや、採用に対する想いを教えてください。

西村: 目の前の相手に興味を持つことを1番大切にしています。「どんな価値観を持ち、どんな経験を経てその考えに至ったのか」を深堀りすることを考えながらお話しています。ただ採用して終わりではありませんし、自分の仕事が求職者の将来や会社の成長に直結しているという自覚を持ち続けることが重要だと思います。
Gizumoは創業11期目を迎えて、新しい事業部が立ち上がったりメンバーが増えてきたりと会社の規模も着実に大きくなっていることを実感しています。未経験者の採用だけでなく、既存メンバーがさらに働きやすい環境づくりや会社の運営まで関わっていけるといいなと思っています。

後藤: 私は求職者の方に不安を感じさせないように配慮することを心がけています。採用活動って会社側が求職者を選ぶと思われがちですが、求職者の方が会社を選ぶ場でもあります。会社の情報を丁寧に伝えたり、面接の日程をできるだけスピーディーに調整したりと、誠実な姿勢で求職者の方と向き合うことを日々意識して行動しています。
私も未経験から人事を始めたので、求職者の皆さんの不安な気持ちに共感できるんです。だからこそ、学歴や経験だけでなく、どういう思いで応募してくれたのか、これからどうしていきたいのかを丁寧に聞くことを心がけ、入社前から会社に対して安心感を持ってもらいたいと考えています。

自身のスキルアップのために心がけていることはありますか?

後藤: 他社の採用記事や、会話術、人事に関する本などを読んでインプットしています。また、自分の行動を振り返る癖をつけて、なぜこの対応をしたのか、もっと良い方法があったのではないかと自問自答するようにしています。なんとなく仕事をするのではなく、常に改善を意識し、小さなことにも気がつけるようになりたいと思っています。

西村: 私も後藤さんと似ていて、会話術や心理学、コンサルティングに関する本を読んでいます。日々の心がけとしては、面接の準備にしっかり時間をかけることです。例えば、プログラミングスクールに通った人や、デザインを学んでコーディングにも興味がある人など、人によって会社に求めるものは違います。相手にどう話せば納得してもらえるか、会社の魅力をどう伝えるかを常に考えています。

どんなことが自身のモチベーションにつながっていますか?

西村: チームの上司や同期から影響を受けています。考え方や得意な業務も違うからこそ、いろいろな人のやり方を盗んで自身のスキルアップに繋げたいです。新しい発見があると「自分もやってみよう」と思えるので、チームメンバーがいることで成長意欲も高まります。後藤さんは仕事が丁寧でスピーディーなので、最強の同期がいることも心強いです!

後藤: 私もチームメンバーから刺激を得ることが多いです。西村さんは面接が上手いので参考にさせていただいていますし、他のメンバーもそれぞれ尊敬できる部分がたくさんあります。西村さんと助け合えることも多いので、私も西村さんが同期で良かったなと思っています。将来は採用戦略の立案など上流のフェーズにも挑戦したいと考えているので、新卒のうちから幅広い業務に携わらせていただいていることもモチベーションに繋がっています。

会社の魅力と人事職について

Gizumoの会社としての強みは何だと思いますか?

西村: 未経験者が成長するのに最適な環境があります。充実した研修カリキュラムはもちろん、自走力が身につく仕組みがあることが他社との違いだと思います。また、自分のスキルアップだけでなく、周りを巻き込み、チームや会社全体に貢献していくという文化があることも強みです。失敗したことに対してチームで解決策を考えたり、学びや成果をチームで共有する時間があるのは、個人の働きが会社全体の成長に繋がる良い環境だと感じています。

後藤: 未経験からチャレンジできる環境があることだと思います。職種に関わらず、意欲や適性があれば、希望する仕事に挑戦する機会は十分にあります。成長意欲のある人や、積極的に行動できる人にぴったりの会社だと思います。
Gizumoには、素直で謙虚な人が多いと感じます。自分の考えを持ちながらも人の意見にしっかりと耳を傾けたり、前向きなフィードバックをしあえるのでとても働きやすいです。全体的に穏やかで気軽に会話しやすい雰囲気なので、困っている人がいれば自然と声をかけながらお互いに思いやりを持って働けることも魅力的です。

どんな人が人事職に向いていると思いますか?

後藤: 相手の気持ちを汲み取れる人です。普段から人の相談に乗ったり、周りの小さな変化に気がつける人は向いていると思います。また、人事は感覚だけでなく数字に基づいた業務が多いため、細かい調整や地道な作業もいとわず取り組めると強みになると思います。

西村: 相手が話していない部分や言葉の裏にある感情まで汲み取れる人は向いていると思います。公平性も重要で、自分の好き嫌いや先入観で判断せず、事実に基づいて判断できることも人事として大切だと思います。

最後に、人事職を目指している方にアドバイスをお願いします!

西村: 人事は求職者が1番最初に接する社員となることが多いです。だからこそ 「この人になら人生を委ねたい」「この人に相談したい」 と思ってもらえるような、信頼される人でいるための努力が大切だと思います。まずは人との関わりを楽しむことから始めてみてください!

後藤: 「相手のことを理解したい」という想いを大切にすれば、自然とスキルもついてきます。相手の目線に立って考えること、目の前の人にまっすぐ向き合う気持ちを大切にしてほしいなと思います!


現在、26卒・27卒メンバーも募集中です!

今回お話してくれた2人は新卒ポジションの面談も担当していますので、ぜひお気軽に話を聞きに来てください!